2024/04/10(水) 00:00 0 2
ここは中部期待の新生、纐纈洸翔を受けて立つ立場だった町田。小倉竜二が1番車とあって、前を取れれば貫禄で突っ張るかと思われたが、意外や纐纈を出した。ただ、それは「纐纈君がうまかった」と想定外だった模様だ。
だが、その後のリカバリーが大胆かつ巧妙だった。3番手の内に位置すると、藤井栄二に切らせず、自ら纐纈を叩いて先頭に躍り出た。そうなればしめたもので、あとはいつものペース駆け。小倉に寸前差しをされたが2着に粘り決勝進出を決めた。
纐纈は「藤井さんと思ったら、町田さんがすぐに来るとは…」と意外だったようで、町田は「(藤井と)被る前に行ってしまえと思った」とスンナリ体が反応し、面目を保った。
決勝は再度、小倉竜二を背に戦う。小倉とは前回の武雄GIIIから続けて連係しており「いつもそうですが、とても頼もしいです」と全幅の信頼を寄せている。2段駆けのにおいがする九州勢や、叩き合いを待つ谷口遼平がおり手ごわい戦いとなりそうだが、あうんの呼吸で中四国ワンツーを目指す。(netkeirin特派員)