2月の小倉ミッドナイトで準優勝。優勝した向日町を挟んで、先月は武雄で決勝3着、前節は佐世保ミッドナイト準優勝だった。今回は小倉。またまた小倉での戦いになった。

「よく呼んでもらっていますね。今回で九州シリーズは最後。頑張りたいですね」

　直近5節で4節目の九州シリーズ。しかし、5月の終わりまではしばらく九州での斡旋がなく、今回がひとまず締めの戦いになる。前期までS級で、来期もS級復帰が決まっている。来月の5日に48歳になるとは思えない若々しい、パワフルな走りを見せている。

「今乗ってる自転車が競技寄りのもので、去年の7月から乗っているんだけど、なかなか自分が乗りこなせなかった。時間をかけてセッティングなどいろいろとやってきて、だんだんと進むようになってきてる。帰ったら新車が届いてると思う。今の自転車の系統なんだけど、また引き出しを増やしていけたら」

　来期のS級での戦いに向けてレベルアップに余念がない。小倉は2月に準優勝したバンク。「やっと慣れてきた」とコメントした。

　「小倉って軽そうで重いし、残らなそうで残ったりする。ちょっと掴みづらい感じだったけど、やっとなんか掴めてきた感じがある」

　前回以上の活躍となれば優勝しかないが、競走得点最上位の今回ならそれもけっして夢ではないだろう。ミッドナイトの今回は常に1番車での戦いになる。

「(1番車はレースを)運びやすいので。ありがたいですね」

　初日特選は30歳の曽我圭佑、24歳の幸田望夢を相手に経験値の違いも見せつけられるか注目だ。(netkeirin特派員)