2024/03/30(土) 10:15 0 0
伊東競輪のミッドナイト「オッズパークのオズパ祭杯(FII)」が29日に開幕。3Rのチャレンジ予選に出場した鳥海創に話を聞いた。
このレースは鳥海創に町田勝志-小林覚が付ける南関ラインが圧倒的な人気を集めたが、すんなり並ばせたくない倉松涼が周回中からあの手この手で本線を翻弄。残り2周半の時点では、誘導員の後ろに町田、鳥海は最後方と連係できずにいた。
それでも赤板手前から鳥海が内を進出すると、町田がこれを迎え入れて鐘前2角でようやくドッキング。その後は鳥海が軽快に駆けて結果的にラインで上位独占となった。
引き揚げてきた鳥海は「内が空いて奇跡的にいけました」とホッとした様子。
「前に出ないといけないのはわかっていたけど、無理矢理行っても(別線に)嵌られると思ったので…。隙がなくてキツかったけど、本当に内が空いて助かりました」と振り返った。
二分戦の外枠の不利を挽回するべく策を練った倉松は「あれなら叩けばよかったかな…。ちょっと考えが浅かった」と抵抗及ばず悔しがったが、単調なレースが多い二分戦に一石を投じた走りは、今後の競輪界に多少なりとも影響を与えるかもしれない。(netkeirin特派員)