6Rは3番手にいた村上竜馬が最終HS手前から櫻井太士を連れてロングスパート。そのままスピード良く押し切った。

「スンナリ中団でしたからね。展開も良かった。でも行くつもりはなかったのに、体が勝手に動いた。あそこで行けるんだから(状態は)いいんでしょうね。最近は自分自身がパリッとしてなかったし、とにかく櫻井さんとワンツーが決まったことが嬉しい。前回の初日も櫻井さんと一緒だったけど、自分だけ1着に行くようなレースをしてしまっていたので。本当に良かった」

　その櫻井も「早めから行ってくれたし、村上が強かった。いい感じで流れて行って口が開いてしまった。アイツは仕上がってますよ」と村上の動きを絶賛した。

　一昨年は1年間S級に在籍。

「どのくらい通用するか楽しみにして上がったけど、コテンパンにやられた。また戻りたいですね。S級で通用する力をつけて戻りたい」と力を込めた。

　優勝した昨年8月の久留米決勝以来となる逃げ切り勝ち。

「いいきっかけにしたい」と笑った。好仕上がりを実証し、4節ぶりのファイナル入りを狙う。(netkeirin特派員)