閉じる

【別府競輪・ミッドナイト】このままでは終われない中井勇介

2024/03/16(土) 18:00 0 4

別府競輪のミッドナイト「ラブリン杯(FII)」が17日、初日を迎える。5Rの予選を走る中井勇介に話を聞いた。

「頑張れる限りは頑張っていきたい」と話した中井勇介

 アメリカンフットボールからの転身組でS級でも活躍した中井勇介が、もがき苦しみながらも前を向いている。

「今はいろいろと試してます。自転車も、乗り方も、戦法も。やっぱり選手をやっている以上はS級に戻りたいし、そのためにはどうするか、どうすればいいのか。2年くらい前に81点くらいまで落ち込んでチャレンジも見えてきた時に、伊藤信が一緒に練習してくれて点数を戻せたんですよ。90点近く行ったりもしただけど。去年も地元で7年ぶりの優勝もできたんですけどね…」

 昨年8月の地元戦で久々のV。勢いに乗っていくかと思われたが、そこから1度も決勝進出がない。競走得点も84点台を推移している状況だ。

「最近は神田紘輔窓場千加頼たちと一緒に練習させてもらってます。ここに来る前も、淀川の河川敷をモガいてきた。神田からは『レースがヘタクソで脚力をロスしている。もう少しうまくやれれば何点も上がりますよ』って言ってもらってる。やっぱり力の出し方が課題。ヘタクソなりに、かみ合った時は結果が出せているので、もうちょっと考えて走れればなぁって思ってる。でも増成(富夫)さんや八谷(誠賢)さんのように、いつまでも自力で頑張りたい。あきらめたらダメだと思うし、頑張れる限りは頑張っていきたい」

 千葉から大阪に移籍して早くも8年目になった。アメフトで培ったパワーの出しどころがかみ合えば、再びS級を狙える日々がやってくるだろう。今はその時のために苦しんでいるところ。練習環境は抜群。急速にレベルアップした窓場のように、きっかけひとつで中井の復活劇もあるかもしれない。(netkeirin特派員)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票