加藤健一のカマシにピッタリ付け切って2着で予選を突破した藤原清隆は、来期からS級に戦いの場を移す。

「19年目で初めてのS級です。在校時は0勝だったしやっとここまで来られました。なんとか頑張りたいし、そのためにも今シリーズで弾みを付けたいと思っています」

　今期は決勝進出もままならないなど苦戦を強いられているが、これは先々を見据えて「色々と試していたため」だという。「前回から感じが良くなってきた。初日はもっと脚があれば1着が取れたかもしれないけど、自分はとにかく車券に絡めるようにと思っているので」

　28日の準決8Rでは関東ライン3番手から確定板入りを目指す。(netkeirin特派員)