2021/06/27(日) 22:00 0 1
山田英明は「今日のレースは100点満点と言ってもいいくらいです」と言い切った。
白星は逃したが、打鐘先行から2着に粘った山田英明が胸を張った。「押し切れればもっと良かったんだろうけど、ラインの田中誠に抜かれるのは仕方ない。誠と、紫原政文さん、地元の2人に任されていたし、3人で決まって最高です」。田中と89期ワンツーも決まった。気分良く準決勝に向かえそうだ。
前検日から"気持ち"を強調していた。「最近は単騎のレースも多かった。それなのに攻めていなくて、自分の気持ちに負けているレースが多かった。今回の初日もそう。不完全燃焼でした。もっと位置を主張したり、シビアに行かなければいけなかった。脚力も落ちているけど、レースが雑になって、自分の良さを自分で消してしまっていた。これではダメ。流れや運を、自分で引き戻すしかない」。
地元勢を連れて長い距離を踏んだ2日目は会心の内容だったのだろう。昨年はグランプリ出場争いを演じた男の反撃が始まった。(netkeirin特派員)