2024/02/23(金) 15:00 0 1
準決勝3着で決勝の切符を掴んだのは地元の水森湧太。近況は右肩上がりで上昇の兆しを見せている。今節は「地元だけど気負い過ぎずに」と挑んできたが、連日長い距離を踏んでの結果だ。準決勝は後ろの山信田学との連結が上手くいかずに裸カマシとなったが、3着に粘り込んだ。
「今回は自分でも動けているし、悪くはない。地元での決勝は久々(2022年12月ぶり)なので嬉しい」と頬を緩ませた。最終レースで同地区の安彦統賀が1着で勝ち上がったので、並びはどうなるのかと思ったが、記者にコメントを求められると「自分で動きたいので…」と水森はキッパリ。
その後に安彦へコメントを求めると「自分で動きたい」とすんなり。関東別線となったのだ。初日特選では安彦の3番手、準決勝は番手を回った田村真広は連日の流れで安彦をマークすることとなった。
安彦は「初日に長い距離を踏んで失速してしまったこともあって、弱気になってしまった。ワンテンポ、ツーテンポくらい遅かったですね。結果は1着だったけどレース内容は…」と自信なさげに話していた。
ただ、後ろを回った田村真広は「今回一緒の(安彦の)師匠、太田真一君が関東の自力選手の中でも上位に入るくらいの地脚っていうのは聞いていた。(準決勝で)初めて番手を回ったけど、走りが落ち着いている」と話していた。
上昇している地元の水森か近況の安定感抜群の安彦か。他にも強者が揃っているだけに、決勝はすんなりとはいかなそう。(アオケイ・宮本記者)