6月26日、久留米競輪場で行われた中野カップレース(GIII・初日)の初日特別選抜は、番手から押し切った吉田拓矢(26歳・茨城=107期)が1着、内を突いて伸びた佐藤慎太郎(44歳・福島=78期)が2着、追い込んだ香川雄介(47歳・香川=76期)が3着に入った。3連単は⑤-①-⑧で22,740円という配当だった。

　レースは清水裕友(26歳・山口=105期)が出方をうかがいながら先行の構えを見せたが、打鍾で岩本俊介(37歳・千葉=94期)が先行。更にそこへ森田優弥(22歳・埼玉=113期)がかまして番手の吉田と共に出切る。森田のスピードが良く番手の吉田が車間を切り隊列は変わらないまま最後の直線へ。展開絶好となった吉田の内を佐藤が突いて脅かすが、余裕のあった吉田が押し切って初日特別選抜を制した。

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