2021/06/25(金) 10:00 0 0
松山競輪場で行われている、ミッドナイト「TIPSTAR杯」は24日に2日目が行われた。最終日決勝8Rを走る長崎コンビに話を聞いた。
チャレンジ準決3Rは田山誠が中野功史を連れてまくり追い込みに出ると中野が内コースを鋭く抜け出して1着。田山も3着をキープして両者で決勝進出を決めた。
それでも田山は「内容が悪すぎ。もっと早く仕掛けるところがあったし行けなかったのが悪い…」と浮かれるわけでもなく、まるで負けたかのような口ぶり。そこへ中野が引き揚げてくると「すいません、すいません」と連発した。
そんな田山とは裏腹に中野は良い笑顔。「欲を言えばもう少し早めでも良かった。その方が逆に楽だったと思うよ」と余裕のたたずまい。「初日は1人も抜けかったのに準決は3人抜いとったがね」とのあくの強いある記者の質問にも「ハハハ、展開ですよ、展開」とまるで意に介していなかった。
決勝は両者ともに気配充実の緒方慎太朗の番手、3番手を固める。(netkeirin特派員)