2021/06/24(木) 19:00 0 1
三住博昭は現在52歳。
毎年強い若手が出てくるなか、未だにS級の舞台で闘っているのは凄いことだ。しかし、そんな三住も近況は苦戦を強いられている。
「本当にきついんだよね。今日と同じレース(捲りを追走し2着)をもう一回やってみろと言われたら、苦しくて途中で諦めちゃっているかも。そのくらいキツイし苦しい。心肺機能も脚も全部。何とか付いていったって感じだね」とレース後、話してくれた。
それでも三住には頑張る理由があるようで「ぶっちゃけ自分の中でもう良いかなって思った時期もあったけど、息子が選手を目指すって言い出したんだよね。それもあってあと5年は頑張らないとって気持ちになった。一緒に練習するときは楽しいしね」と優しい顔で話す。
三住は来期からA級に降級。6月25日が今期の最終戦だ。
「もしかするとこれが最後のS級戦かもね。競輪は気持ちで大きく変わるモノ。後悔しないように精一杯頑張るよ」と力強く意気込んだ。(アオケイ・石濱)