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【桜花賞・海老澤清杯】松浦悠士は“また”郡司浩平と同着「本調子には程遠いかも」

2024/01/18(木) 19:15 0 37

川崎競輪「開設74周年記念・桜花賞・海老澤清杯(GIII)」は18日に初日を開催。12RのS級初日特選を走った松浦悠士に話を聞いた。

前回大会の決勝も郡司浩平と同着だった松浦悠士

 2024年の初戦となったここは盟友、清水裕友にすべてを託すと直線を伸び、郡司浩平と共に2着同着となった。「裕友から中団を頼まれていたので。それがまず緊張しましたよ」と王者の証である1番車のプレッシャーを真正面から受け止めた。

 ただ、道中は苦難が続き「本調子には程遠いかも。追走とか踏み込むときとか、普段なら余力あるけど初日は…。裕友が強いから何とかなったと思います」と自分の力ではギリギリのレースだったという。昨年末のグランプリ後に家族と共に体調を崩し、休養を余儀なくされた。加えて家事の手伝いなどもあり練習不足の感は否めず、練習の裏付けのない不安さから弱気なコメントが口を突く。

 それでも、2日目の二次予選11Rは援軍が現れた。岡山の晝田宗一郎を目標に得る事ができた。これには「今の状態で自力は不安だったので、晝田君がいるのは心強い。初連係ですが練習を一緒にした事もあるし、強いのは把握しています」と頬を緩めた。

 1年中、好調を維持するのは難しいものだが、松浦が日に日に調子を上げていく場面をこれまで何度も見てきた。鉄人の修正能力に期待だ。(netkeirin特派員)

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