2021/06/20(日) 18:30 0 1
誰よりも気合の入る地元戦は準決で無念の敗退を喫した。それでも気持ちを切らすことなく最終日に白星締め。位置を取り、別線を翻ろうし、絶妙なタイミングからキレ味抜群の仕掛けと“万能選手・古性優作”を全面に押し出した競走だった。「初手の位置取りが想定外だった。もう一回(切って切ってになったら)しんどいと思い、切りにいくタイミングをずらした」と巧妙だった。
「最終日が4日間の中で一番感じよく走れた。いいレースでした、残念ですが(苦笑)」と振り返ったが、次につながる一打となったに違いない。
「地元で行う高松宮杯はいつも自分じゃないようなものがでていたが、今回は落ち着いて走れたし、景色も良く見えていました。準決を経験してもうひと皮、ふた皮むけないと決勝に乗れないと分かった。これまではたまたま乗っていただけなんですよ。もっと力を付けてきます」と締めくくり、出直しを誓った。(netkeirin特派員)