2021/06/19(土) 20:00 0 7
91期としてデビューして苦節15年。ようやくGI初ファイナルの舞台へと勝ち上がった。「常にGI決勝に乗るつもりでここまでやってきた。でも実際に自分が乗れるとは思わなかった。ここまで頑張ってきてよかった」と本人が一番驚いている。
今シリーズは直前に平原康多が欠場を表明した。宿口は普段から平原を慕い練習を共にしており、開催中は「平原さんのいない特別なんて初めて。大丈夫かな…」と大黒柱を失い不安がっていたが、レースとなれば関係なく、同県の後輩である黒沢征治に乗ってしっかりと勝ち上がってきた。
「見ていてくれるはずです!」とテレビの前の平原を身震いさせるような、インパクトある走りで決勝に挑む。(netkeirin特派員)