2023/12/22(金) 18:45 0 1
今節が今年最後という選手がほとんどではあるが、四宮もそのひとり。前走の地元戦に挑む前から気合が入っていたが、優勝こそないものの決勝3着で確定板に食い込んだ。
「うーん…」という表情を浮かべていたが、「準決勝、決勝と同県の徳田匠君が頑張ってくれた。決勝は外を西浦仙哉君に行かれてしまったけど、ここ最近は仕事のタイミングも合ってくれている」。緩やかではあるが、優出も増えており点数は右肩上がり。好調さは続いているようだ。
そして四宮が話してくれた「本当に頑張らないとだけど、今回頑張れば、もしかしたら(来々期)S級点が取れるかもしれない。来年になると(S級から降級してくる選手がいるので)特選はしばらく走れないし、予選スタート。この年になるとチャンスが来たときに狙わないと、次にいつチャンスが来るか分からないですから」。
「やっぱりS級を走れるなら走りたいですよ」と言葉は丁寧だが、熱い想いはひしひしと伝わってきた。
仕事もさることながら、PIST6で出しているタテ脚も競輪で発揮されている。強者揃いの今開催だが、まずは徹底先行の枠元一葵の番手からチャンスを狙う。(アオケイ・宮本記者)