2023/12/17(日) 13:15 0 4
超遅咲きの鰐淵圭佑が“A級最終戦”に臨む。2005年に90期でデビューした鰐渕はハッキリ言って目立つようなタイプではなく、デビュー後の十数年間はA級戦で堅実に走っていた。ところが21年前期にチャレンジまで落ちると、そこから人が変わったように存在感がアップ。21年2月に、念願の初Vを決めると、7月に1・2班戦に昇格後も上位戦線で奮闘。そして23年前期はS級点確保に成功し、来期からついにS級に戦いの場を移すことになった。今期もここまではS級点を取れており、無事に今シリーズを完走できれば今回が“A級最終戦“となる予定だ。
「そうですね、今のところ来年1年間はS級にいられそうです。最後の緑パンツ? いやいや、どうせすぐに戻ってきますよ(笑)。来期に向けてとか変わったことはしていません。いつも通り一戦一戦を頑張るだけです」いかにも謙虚で控えめな鰐渕らしいコメントで意気込みを語った。
今シリーズも優勝候補に挙げられているが、気になるのは状態面。
「豊橋の欠場はインフルエンザと〇〇がW陽性だったので(苦笑)。練習はやったけど走ってみないと調子はなんとも」とのこと。宮下一歩という好目標を生かせるかどうか注目だ。(netkeirin特派員)