閉じる

【高松宮記念杯競輪】守澤太志の自力炸裂シーンを久々に見てみたい

2021/06/17(木) 21:00 0 0

岸和田競輪場「第72回高松宮記念競輪(GI)」は17日、初日を開催した。初日特選12Rを走り終えた守澤太志に話を聞いた。

二次予選の出走表を見に来た守澤太志

 初日特選はホーム手前からスパートした新山響平の踏み出しに離れるも、懸命な追い上げ。更に捲り仕掛けてきた深谷知広を最終4角過ぎも牽制し、ヨコの動きは存分に見せたがタテの伸びは物足りずに5着。

「自分はダッシュがないから、ああいう形での平面ダッシュは一番の苦手。モロに弱点が出てしまいました。そこで離れてしまって新山に迷惑をかけてしまっているので、(追いついてからは)もうヨコで援護するしかないと。それでヨコばかりやって一杯」。3番手を追っていた佐藤慎太郎はそんな守澤の動きを見て「もう4コーナーを過ぎているんだから、あそこは前に踏んでも良かったんじゃないか」と評するほど。

 そんな守澤は二次予選6Rに出走する。北日本の目標がなく「自分で何かします」のコメントとなったが「俺なんかの後ろに2人も付いてくれるんだから、その気持ちが嬉しいですね」。二次予選の出走表に記されていた決まり手からは先行や捲りの自力の決まり手は「0」となっていたが、以前は捲り、更にカマシも披露していた。

 それだけに大石剣士の番手が競りとなり混戦レースが予想されるので「自力も出そうですね」と声を掛けると「まずはしっかり位置を取ってからって感じですかね。もちろんタテを出せる準備はしています。それでもレースだからどうなるか分からないのでタテもヨコも本当に何でもですよ」と語ってくれた。初日特選よりも相手が軽化した印象を受ける二次予選だけに、初日の分も捲りどころか、このGIの舞台でカマシを見てみたい。「凄いカマシで勝ち上がってきましたね」とレース後にインタビューするシーンに期待する。(アオケイ・渡辺記者)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票