この時期になると、期の終わりなので、代謝に引っ掛かりそうな選手や、点数のボーダーの選手が目の色を変えてくる。これを調べるのに競輪スポニチのサイトに掲載されている“評価点ランキング”が便利だ。渡辺雅也もS級の点数が勝負駆けで、丁度、ボーダーより下ぐらいだ。

「ちょっと厳しい位置から前回の優勝で、S級の点数が見える位置まで届いてきた。だから、この三日間は必死ですね」。ちなみに、姉も、ガールズの選手を目指して、養成所で特訓を受けている。携帯電話はもちろん禁止だが、公衆電話は使えるそうだ。

「1回、5分の制約はあるけど、テレホンカードを使い家族や友達と電話は出来ます。5分なんて、あっと言う間だし、すぐにカードがなくなる。あれは、売店がかなり儲かっていますね(大笑い)。姉ちゃんからも、よく電話が掛かってきて話しますよ」。結構、記者をやっていても知らない事は多くある。(町田洋一)