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【オランダ王国友好杯】強行日程の根田空史がパワフルに別線を蹴散らす

2023/12/07(木) 21:15 0 2

別府競輪場の「オランダ王国友好杯(GIII)」は7日、初日を迎えた。10Rの一次予選に出走した根田空史に話を聞いた。

「ワンツーが決まって良かった」と話す根田空史

 今回が追加参戦の根田空史。前節の松阪FIから中2日になるが「追加を受けてから中2日と知った」と前検日に笑わせてくれた。

 初日10Rは普段とは異なる動きも混ぜながら別線の動きを誘発し、最後は7番手から豪快に捲った。佐々木雄一に差されはしたが、人気を集めた2人でワンツー決着となった。

「たまたま流れが向いてくれた。いつもは引いてしまうところで我慢してみた。そういうこともやっていかないといけないと思うし。コンディションがキツくて呼吸するのがキツかった。一瞬、ヤバいかなと思ったけど、BSの向かい風で加速してくれた。前が失速したからだと思うけど。やった方でしょ。脚がある佐々木さんに余裕で差されるのは仕方ない。ワンツーが決まって良かった」

 前検日に「もっと爆風が吹いてほしい」と話していた根田。前検日に比べてバンクコンディションは良かったはずだが、強行日程の方が影響した様子。1走したことで2日目以降はさらにパワフルな走りを見せてくれるだろう。

 別府記念は62周年記念以来、11年ぶりの参戦。当時は現在の「オランダ王国友好杯」ではなく、まだ「別府八湯ゆけむりカップ」の時代だった。しかも初日で落車帰郷(そのレースの1着は山口幸二さん)していた。根田のカラーといえばオレンジ。「オランダ王国友好杯」は輝ける舞台のはずだ。激戦の二次予選8Rでも持ち前のダイナミックな走りを見せてほしい。(netkeirin特派員)

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