「こんなことってあります？」

　今シリーズ4走目を終えて引き揚げてきた渡部哲男は、究極の苦笑い浮かべてポツリ。

　この日は前を任せた岩谷拓磨が8番手まくり不発。渡部はコースを探して突っ込むも4着が精いっぱいだった。なんとこれで、4走連続、最終ホームを最後方の9番手で通過。最終バックも際どい8番手だったこの日以外は9番手で通過と、とにかくキツい展開に泣いている。

「4走連続はさすがに堪えますね。(400勝を達成した)寛仁親王牌、(準優勝だった)京王閣FIと良い流れで今大会に入れたと思ったんですが、2場所でアッサリ流れが途切れました(苦笑)」

　それでも「腰の具合は良いとは言えないけど、戦える状態ではあるので」と展開次第では勝負ができそうな気配。

「最終日はせめて6番手くらいにいられれば(笑)。また8、9番手くらいにいたら笑ってください」とジョークを交えながら5走目への意気込みを語った。(netkeirin特派員)