2023/10/24(火) 15:15 0 4
準決勝は藤根俊貴を突っ張り切って見事な押し切りを見せた真鍋だったが表情は冴えない。
「後ろに付いてくれた先輩たちをしっかり引き込めなかったのは大反省。自分の着も大事だけど、しっかりラインで決めないと」と反省しきり。
12Rの準決勝が終わった直後は「西は自分だけですよね。また初日同様に単騎ですか…。調子は良いので力を出し切る競走をしたいけど、この格上の選手たち相手では行ったところで、初日みたいにやられちゃうしな。自分の戦法的にもラインがないと生きてこないし…。山本さんと望月さんが踏み合ってくれれば、チャンスは生まれるだろうけど、そういう他人任せの展開は嫌ですしね」と決勝に進出したが、浮かない表情。
ただ南関勢が話し合いの結果、望月一成-渡邉晴智-稲葉一真の静岡3人と小埜正義が別になり、その小埜が真鍋に付くことを選択。
小埜が「晴智さんから4番手になっちゃうし、真鍋に付けろよと言ってくれたので。真鍋君とはもちろん初連係ですが、見ていてすごい良いレースをしているので自分は頑張って付いていかないと」と語っていたのを聞いた真鍋の表情は一転、パッと明るくなった。
「付いてくれると聞いたので、めちゃくちゃ嬉しい。これで自分の競走ができます! 小埜さんに選んでもらえたし、ちゃんと力を出し切ります」と表情と共に、力強いコメントになってきた。決勝の走りに注目だ。(アオケイ・渡辺記者)