10月23日時点の競輪賞金ランキングは犬伏湧也が10位にランクインし、佐藤慎太郎は3位に浮上した。古性優作が依然として首位を独走している。

　22日に閉幕した弥彦競輪場の「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は、古性が完全優勝で今年3度目のGI優勝を達成。獲得賞金額を2億円の大台に乗せた。

　佐藤は同開催で決勝2着となり3位に浮上し、決勝8着だった犬伏は10位にランクインした。脇本雄太は同開催を欠場したが、前週と同じ7位をキープしている。

　28日から開催する京王閣競輪場の「ゴールドカップレース(GIII)」は佐藤と眞杉匠が、30日から伊東競輪場で開催する「ジャパンカップ×HPCJC(FI)」には深谷知広が参戦する予定。

　年末には、立川競輪場で「KEIRINグランプリ2023」が開催される。このレースに出場できる選手9名は、GI優勝者と賞金獲得額上位者(ともに開催時S級在籍)。現時点でグランプリ出場を決めているのは、GIを優勝した古性(読売新聞社杯全日本選抜競輪、高松宮記念杯競輪、寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント)、山口拳矢(日本選手権競輪)、眞杉(オールスター競輪)の3名。

　郡司浩平、新田祐大、守澤太志、平原康多と4名のS班が11位以下という非常事態となった。2023年のGIレースは残すところ、11月21日から開催される「朝日新聞社杯競輪祭」ただ1つに。

　最新の賞金ランキングは以下のとおり。

賞金ランキングTOP10(10月23日現在)

※当該選手が出走中の場合は当該開催の前検日時点の獲得賞金額を表示