2023/10/13(金) 13:15 0 1
前場所、弥彦を完全Vで制し勢いよく乗り込んできた。初日予選は大本命に推される中、番手の宮内善光とワンツーを決め好スタートを切った。だが、レースを振り返るうちに課題を実感したようだ。
「仕掛けどころですね…。(打鐘で)降りてから、詰まったところで行くのが理想だったけど。距離的なことも考えてしまい行けなかった。その後はきつい所から無理に駆ける感じになってしまいラインの方々に迷惑をかけました」
上位陣に匹敵するだけの脚力はあっても、競輪は駆け引きや道中の脚加減など絶妙な差でレースは一変する。
「脚を使ってムリヤリでは無く、もっと楽に出切れるようになりたい」と話すように、本人も詰まったところでスムーズに駆けたかったようだ。
先行した土居佑次も「もっと早めに来られたら危なかった」と話していたように、タラレバで言えば打鐘近辺で勇気を持って仕掛けていれば、山田の理想通りラインを連れてもっと楽に駆けられたかもしれない。こうして試行錯誤を繰り返し、次の競走につなげていく。(netkeirin特派員)