2023/10/12(木) 17:55 0 2
前回の武雄FIIは前を任せた児玉虎之介の頑張りもあり優勝をゲット。意外にも今期7月に降級後、初の優勝だった。
「虎のおかげです。相手もあったし最後は出る事になったけど。本来なら自力で優勝できれば良かったけど、後輩に勝たせてもらう優勝も別の意味で嬉しかった」と喜んだ。
元々はA級1・2班の争覇クラスに位置する選手。だが今期は失格2回のマイナス6点が足かせとなりチャレンジ戦を走っている。けれども、脚があってもなかなか勝てないのがチャレンジ戦の難しいところ。泉谷も何場所か自力で戦い気が付いた。
「チャレンジのスローペースに付き合ったら新人が力を発揮してしまう。だから僕は赤板からの2周を意識して走っている。要は1・2班の時と同じように走らなきゃいけないわけです。新人の子は勝ちたいし、2周付き合ってくる子ってあまりいない。もし、その上を叩きにくるようなら無理に出す。それだけ(スピードが)上がっていたらだいたい飛んでくるのは1車ですから」と新人攻略に策を巡らしている。
新人たちに戦い方がバレていないか、と聞くと「いいんですよ。バレて広まる頃には1・2班にドロンしていますから(笑)」。来期は1・2班への復帰がほぼほぼ濃厚だけに、チャレンジ戦を新たな経験として楽しんでいるように見えた。(netkeirin特派員)