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【ちぎり賞争奪戦】渡邉一成「僕としてはあの形でよかった」

2023/09/30(土) 19:30 0 6

豊橋競輪「開設74周年記念ちぎり賞争奪戦(GIII)」は30日に3日目を開催。特選9Rを走った渡邉一成に話を聞いた。
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「自分の末脚が甘かった」と話した渡邉一成

 2日目二次予選は突っ張り先行で粘りを欠き着外に沈んだが、3日目も打鐘から飛び出しピッチを上げて先行した。マークした内藤宣彦に抜かれたものの2着に逃げ粘り、開坂秀明も3着とライン3人で確定板を占めた。

 レースはコマ切れ戦。赤板で小堺浩二が一回切るとその上を叩くかと思われたが一旦、見送った。頭脳プレーは奏功し、佐藤幸治が動いた上を叩いて打鐘過ぎ先行。まんまと先制できた。

「あそこで切ると(佐藤)幸治のカマシが飛んで来ると思ったから。内藤さんは切って欲しかったみたいだったけど、僕としてはあの形でよかった」と見事に組み立てが決まりレースを支配した。

 内藤の猛襲には「内藤さん、抜きにいくの早いなあ…。前に優勝を獲らせていたのに(笑)」と苦笑い。もちろん冗談含みで「自分の末脚が甘かった。距離と言うよりペース配分。次にまた気をつけたい」と今後へ向けて気持ちを入れ直した。(netkeirin特派員)

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