2023/08/31(木) 22:15 0 2
櫻木雄太のカマシにマークした興呂木雄治の口が空くと、瞬時に飛び付き番手をゲット。緩んだタイミングを逃さず番手から飛びだし、ゴール線を突き抜けた。
「初手含めて中団、中団とうまくいった。飛び付いてからは緩めばそのまま、緩まなかったら4角勝負と決めていました」としてやったりだ。
今期7月に本格デビューを果たしてから5場所目となるが、初戦の武雄を除けばすべて決勝へ進出しており優勝2回、準優勝1回と抜群の成績を残している。
「武雄はデビュー戦の緊張とかもありましたが、長い距離を踏んだこともあったから。自分は他の同期と比べて自力で戦うのはきついとわかっているので、前々や中団、中団に攻めるレースでやっていこうと思ったんです」と2場所目以降はシンプルに戦法をチェンジした。
新人選手といえば長い距離を踏み、先行して脚を付けるといった長距離戦で実戦慣れしていくイメージがあるが、都築の場合は自分の生きる道を早々と自覚し実行している。
「決勝は単騎でやっても半田(誠)や小柳(智徳)さんには勝てない。それなら空いている小柳さんの番手に付きます」と気持ちは明らか。前回の奈良に続く完全Vを果たし、6連勝目を目指す。(netkeirin特派員)