2021/06/06(日) 10:45 0 0
「自己ベストは92点近くありました。それから落車してケガをして早期追い抜きして…。俺の競輪人生はその辺から狂った」と門脇翼が当時を振り返る。
ダッシュを武器にA級戦では常に上位争いを演じていた門脇。昨年はチャレンジ戦を経験したし、苦労している選手の1人だ。
「前を取って引いてカマシ捲りが勝ちパターンだったけど、今は点数がないし後ろ攻めから苦手な押さえる形になる。それで苦戦していた感じですね」と話す。
しかし、ここ最近は1着もポツポツ増えてきて明らかに上向いている。
「師匠の佐藤朋也さんから『点数が元に戻るまで俺の練習メニューをこなせ』と言われてやっている最中。それが要因の1つですね」。
門脇は来ヶ期に向けて1、2班残留が懸かる勝負駆け。
「今日の1着で初日の成績がリセットされた。点数を上げられるように頑張りたい」(アオケイ・石濱記者)