山口富生や川口聖二らと共に地元チームが一枚岩となって開催に挑んだが、決勝まで勝ち上がったのは山口だけだった。

「富生さん、聖二と乗れなかったのが残念。聖二とは(今年2月の)ここの決勝でも連係して2着を取らせてもらっていたし。大垣はいつも2着のイメージが強いんですよ」

　その決勝は近畿ライン、九州ラインが共に3車でまとまったため単騎での戦いとなった。「まあ、近畿は3人いるし仕方ないですよ。内枠(1番車)を生かして何かします。でも(準決で連係した)窓場がものすごく強かったからなぁ。『山口さんの地元なので全突っ張りで行きます』と言ってくれたし、先行なのにまくりみたいなスピードだった」と準決とは別に敵となった窓場を特に警戒した。(netkeirin特派員)