閉じる

【前橋競輪】今節のレース展望!

2023/08/17(木) 10:45 0 3

前橋競輪「日刊スポーツ杯・鈴木保巳メモリアル(FI)」は18日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
▶前橋競輪レース情報はこちら

今節注目の佐々木眞也

 オールスターの裏開催で、ビッグネームは不在。しかもS級1班の選手も7名しか斡旋されていない。傑出者も不在で、どこからも狙えるシリーズだが、競走センスのある佐々木眞也に期待する。7月の三山王冠争奪戦では、強引に切り込む走りで3日目に落車欠場。2班で予選スタートになるが、脚は一流クラスにも負けていない。すでに静岡記念と向日町GIIIで、決勝進出の実績もある。コメントは「自力」と出しているが、実際は危ない自在戦。これも、この選手の特色であり、シビアに前々に攻め込む。追走するのは巧者武井大介。肋骨を骨折して長期の欠場があったが、前回の和歌山GIIIで復帰して、動きはまずまずだった。

 高久保雄介のダイナミックな走りも魅力がある。後輩の後ろを回るケースも増えているが、あの巨体を活かした自力勝負が、本来の姿。近畿で鷲田佳史がガード役。

 関東は末木浩二橋本瑠偉が、機動型の中心。これに、小林大介佐藤礼文岡田泰地が連係策。末木浩二はスランプ状態だが、ここで息を吹き返して欲しい。小林大ちゃんの三山王冠争奪戦の勝利者インタビューの号泣には、みんなが感動した。

 北日本は櫻井祐太郎阿部力也の宮城勢。このクラスなら、阿部力也の鋭脚も見られそう。直前の和歌山GIIIで準優勝している。

 A級は、菊池竣太朗が100点超えで降級してきた。7月は斡旋が停まり、この間に猛練習をやっていたはず。大木雅也との静岡ワンツーが人気だ。

 地元の支部長の甲斐康昭秋本耀太郎に前を託す。

 新人棚瀬義大が、早くも特別昇班して、これが最初のA級1、2班戦。いきなり、完全優勝してもおかしくない。 

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票