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【オランダ王国友好杯】正解を探し続ける小川真太郎

2021/06/04(金) 21:30 0 1

別府競輪場で5日に初日を迎える「オランダ王国友好杯(GIII)」。一次予選5Rに出走する小川真太郎に話を聞いた。

真正面から自転車を見つめ熟考している小川真太郎

 自転車をローラー台に置き、腕を組んだり、しゃがんだり、いろいろな角度から見つめていた小川真太郎。声をかけると「ハンドルを新しくしたんです。なかなかピタッと来るものがなくて…。いろいろと試しているんですよ」と話してくれた。

右に移動して後方から自転車を見つめ、何度も考え込んでいた

 番組によって、自力と追い込みを使い分けている。「自力からマーク戦、マーク戦から自力に変わる際に気になるところがあって…。脚の入り方だったり、踏めている感じはあるけど、感触が変わってはいけないと思う。自力でも追い込み戦でも、ピタッと来るものがあるはず。まだ、そこに至っていないだけ。早く見つけたいです」。

 意識も変わっている。「自転車を送りっぱなしにすることが多いので、レースの最中につかんでいかないといけない。これまでは、検車場でだらだらとする時間が多かったけど、もっと向き合っていかないと」。

努力を実らせグレードレースでも結果を出したい

 FI戦では好結果が多いが、ビッグレースでは善戦マンの域を出ない。もうワンランク、ツーランクとレベルアップするために、正解を求めて試行錯誤が続く。今回の新ハンドルはどうか。まずは初日のレースに注目したい。(netkeirin特派員)

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