2021/06/04(金) 21:30 0 1
自転車をローラー台に置き、腕を組んだり、しゃがんだり、いろいろな角度から見つめていた小川真太郎。声をかけると「ハンドルを新しくしたんです。なかなかピタッと来るものがなくて…。いろいろと試しているんですよ」と話してくれた。
番組によって、自力と追い込みを使い分けている。「自力からマーク戦、マーク戦から自力に変わる際に気になるところがあって…。脚の入り方だったり、踏めている感じはあるけど、感触が変わってはいけないと思う。自力でも追い込み戦でも、ピタッと来るものがあるはず。まだ、そこに至っていないだけ。早く見つけたいです」。
意識も変わっている。「自転車を送りっぱなしにすることが多いので、レースの最中につかんでいかないといけない。これまでは、検車場でだらだらとする時間が多かったけど、もっと向き合っていかないと」。
FI戦では好結果が多いが、ビッグレースでは善戦マンの域を出ない。もうワンランク、ツーランクとレベルアップするために、正解を求めて試行錯誤が続く。今回の新ハンドルはどうか。まずは初日のレースに注目したい。(netkeirin特派員)