netkeirinをご覧の皆さま、こんにちは！ミープロの香澄明希です。

　ただいま和歌山競輪場で行われている大阪・関西万博協賛競輪(GIII)は京王閣競輪場で行われている大阪・関西万博協賛名輪会カップ(GIII)と昼夜リレー開催。私はデイレースの大阪・関西万博協賛競輪の準決勝展望＆予想を担当させていただきます。

　このあとコラムが公開されるナイターの大阪・関西万博協賛名輪界カップ(GIII)は、城戸ひなのちゃんが担当するのでぜひそちらもあわせてご覧ください⭐︎

　和歌山競輪場は周長400mで癖がないバンクと言われていますが、初日、2日目ともにとにかく風が強い…！ 本日も天気予報によると風が強そうです(泣)。

　一次予選はラインで決まったレースが4レースでしたが、二次予選は展開が早いレースが多く、ライン決着は0。準決勝はどうなるのか混迷を極めているのですが、X(旧Twitter)で初日終了後に和歌山競輪場はオレンジバンクなだけに7絡みが多い気がするとリプライをくださった方がいらして(ありがとうございます！)7番車に注目してみると、なんと二次予選7レース中半分の3レースで7番車が1着！ 2着が2レース、着外が2レースと、これは…‼︎準決勝も7番車に注目してみようと思います。

■大阪・関西万博協賛競輪 準決勝・展望

【10R 14時40分発走】

　7番車は岡崎智哉選手。「後ろを回った時はまだ下手な面も多い。タテ脚で誤魔化している感じ。」とコメントされていましたが、初日特選では3車身ほど車間を切ってしっかり後ろを牽制し2着。

　近畿ラインの先頭の中井俊亮選手は、二次予選5番手からのまくりで番手の選手が離れてしまい1人でのゴールとなりましたが、岡崎選手は離れることはなさそうです。「風が強いのは得意。」と頼もしいコメントの高久保雄介選手が3番手をかためます。

　連日強風の中、2日目の上がりタイム10.8の上野雅彦選手は連日1着と絶好調。二次予選では番手の清水一幸選手が車体故障に見舞われてしまいましたが、一次予選ではラインでワンツースリー。二次予選でさすがの仕事ぶりを決めた堤洋選手、三宅達也選手をつれて準決勝でもラインで決めることが出来るのでしょうか。
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【11R 15時10分発走】

　7番車の道場晃規選手は鎖骨骨折明けの復帰戦で「完全には仕上がってない。後ろにも迷惑をかけている。」と話していますが、一次予選では内が空いたところからもぐり込み1周以上先行し3着。二次予選では、3番手が離れてしまった近畿勢の後ろで中団をキープし4着と、連日落ち着いたレースをしています。

　番手につく嶋津拓弥選手は1月に1班に復帰。一次予選ではまくってきた中四国ラインの堤洋選手を止め2着。二次予選は7番手からスパートし3着と自力でも番手戦でも安定した成績を残しています。

　宮城の阿部力也選手、秋田の竹村勇祐選手に任された小林泰正選手は本日がお誕生日とのこと。「一次予選では先行も視野にいれたがいい組み立てができた。」と、中団からまくってライン1、2、3。二次予選では目まぐるしい展開のなか、すかさずまくり返しラインでワンツーを決めています。また、連日押し切っての1着で勝ち上がっておりかなり調子が良さそう。
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【12R 15時40分発走】

　7番車は宮城の荻原尚人選手。一次予選、二次予選ともにきっちりスタンディングをとり北日本ラインが展開しやすいレースとなった結果の1着です。

　萩原選手とラインを組む神奈川の佐々木眞也選手は、連日位置取りや発進するタイミングをしっかり見極めての勝ち上がり。準決勝でこの2人がどのようなレースを展開するのか注目です。

　唯一の三車、近畿ラインの番手は藤田勝也選手。初日の1着インタビューでは「余裕があったから振ろうかな、と。」とまさに余裕のコメント。小森貴大選手とは二次予選ぶりの連係です。
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