初日は正攻法に構えて別線の本馬鎌の上昇を阻んで打鐘突っ張り先行。地元の早坂道義は思い切り抜きにいったが寄せ付けずに逃げ切り1着。
「突っ張ってしまえばラインで決まると思っていたから」と『競輪』をしてラインで上位独占だ。
「高校1年の頃に競輪選手なろうと決めていて、先生が『競輪選手になるのなら体を動かしておけ』と、高校3年の1月までサッカー部で練習をやっていた。2回目のテストで養成所に合格。選手になるのが目標ではなくて、強い選手になるのが目標なので同期の中では一番強くなりたい」
今回は決勝に進出すれば同期との戦いが待っているはず。一番強くなるには負けられない。(アオケイ・伊藤博記者)