閉じる

【PIST6】PIST6初参加の依田翔大 ロードレースから競輪選手へ転身のルーキー

2023/08/07(月) 22:00 0 2

千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で8日から「PIST6 Championship」の「セカンドクォーター」ラウンド16が開催する。初日 DAY 一次予選E(5R)に出走予定の初参加のルーキー・依田翔大に話を聞いた。

初参加のルーキー・依田翔大

 今回初参加の依田翔大は高校・大学とロードを経験。実業団でやっていた時期もあったみたいだが、競輪選手に転身。そのキッカケは? と聞いてみると練習仲間でもある中島詩音の存在もあった。

「詩音さんは大学も日大で一緒だけど、実は高校から一緒だったんです。身近な先輩が競輪選手になったのもあって目指しました。ただ、ずっとロードをやっていたので、まだまだ慣れないことばかりです(苦笑)」と選手になってからの苦労を聞かせてくれた。

「ロードでも2日間とか、レースをやっていたから大丈夫だとは思っていたけど、3日間自分の状態を管理するのが結構難しい。アップだったり過ごし方だったりと、先輩達に聞いてみたりはしているけど、なかなか…。あとは、ロードと比べて、短い時間で力を出し切るというのが難しい。どこでどれくらい出せばいいのかが分かっていないんです…」

 と他の種目も走ってはいたみたいだが、長年やってきたロードとの違いに悪戦苦闘。ただ、ロードをやっていてよかったこともある。本デビュー初戦の松戸開催でフタをされるも捌いて主導権を取りにいったのだ。

「デビュー戦でやってしまったなぁ…とは思ったけど、走り終わった後に『やるなぁ』と言ってもらえたりはしました。高校の時に海外のロードを走る機会もあって、そこで結構鍛えられました(笑)。集団密度が高いのも平気なので、併走されたりしても全然苦ではないです」との話に今後に活きてきそうだなと記者は思った。

 苦戦中の依田だが、ロードで長い距離を踏んできたのは強みだろう。そしてまだまだ選手人生は始まったばかり。これから伸び代しかないし、成長が楽しみだ。

 そして今回はPIST6に初参加。先輩はPIST6で無双状態でS級昇班したばかりの中島詩音

「詩音さんは一緒に練習をしていても本当に強い。選手になってから一緒に練習をするようになって、本当に強いなと思いました。PIST6に参加するに向けてのアドバイスですか?『どうすればいいですかね?』って聞いたら『参加してみれば分かるよ』って…(苦笑)」。と少々、手厳しい先輩であったようだ。(アオケイ・宮本記者)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票