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【玉野競輪・ナイター】勉強し進化を続けるベテラン石丸寛之

2023/08/01(火) 23:30 0 8

玉野競輪場のナイター競輪「デイリースポーツ杯&本田晴美杯(FI)」は8月2日、最終日を迎える。9RのS級特選に出走予定の石丸寛之に話を聞いた。
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「河端君だけでも決勝に乗ってくれてよかった」と話す石丸寛之

ーー準決勝は内に閉じ込められて苦しい展開でした。

石丸:あれは仕方ないよね。後藤君もすんなり駆けたら強いから、末木君も行けないし。河端君は申し訳ないってずっと言っていたけど、これからは河端君の時代だし、彼だけでも決勝に乗ってくれてよかった。

ーー石丸選手もここの所調子を上げて来ていると見ているんですが。

石丸:ちょっと前にウェイトで痛めたところも治ってきたし、だいぶ身体の状態は良くなってきましたよ。歳と共にキツくなるけど、本なんかを読んで勉強したり。

ーーどんな本を読まれているんですか?

石丸:この前、読んでいたのは室伏広治の書いた本。あっ同級生なんですよ。向こうは知らないだろうけど(笑)。僕も学生時代は陸上をやっていて。インターハイとかで一緒でした。向こうは世界で戦っていたからインターハイなんて遊びみたいなもんだったでしょうけどね。室伏が書いていたのは持久力や瞬発力は落ちてしまうけど、神経系はこの年齢でもまだ伸びるって。

ーー凄い名前が同級生にいたんですね。

石丸:他には野球の松井秀喜でしょ。競輪だと村上兄ちゃん。今、ノリノリなのは香川雄介! この歳でGI決勝に2度も乗るなんて考えられないよ。俺も頑張らなくちゃ。キツいけどやっぱりS級は走っていて楽しいからね。

 若い時は誰もが捲りと分かっていても止められない、強烈な出脚を武器にG戦で戦ってきた石丸。来年には50歳を迎えるが、まだまだ勉強し進化しようと模索中だ。(アオケイ・梅田記者)

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