2023/07/28(金) 12:15 0 2
今期からA級に降級してしまった今村麟太郎。だが今期1発目の別府では決勝こそ7着だったが予選、準決勝と連勝。今シリーズも初日特選は佐伯亮輔の番手から差し切り、準決勝は好回転の捲りで快勝と唯一無傷で勝ち上がりを決めた。
「初日に関しては本当に佐伯さんが強かっただけ。自分は何もしていないし、展開が向いただけです。でも2日目は前期(S級)の経験を生かせたレースでした」と確かな手応えを感じた様子。
宇都宮は初斡旋だったが「地元の高知と同じ500バンクだし仕掛け処とかは分かっているつもり。ただホームバンクが33とか400バンクの選手は難しく感じるだろうなと思いました」と自力泣かせの長走路も全く苦にはしていない。
今村が勝ち上がった時点で初日同様に佐伯の番手戦になるだろうと思っていたが、その佐伯がまさかの勝ち上がりを逃し今村は本業の自力戦となった。
「宇根さんの前で頑張ります。前回の別府でも連係してその時は自分が失敗してしまったので…。その時の分まで!」と最後は拳を握った。(アオケイ・松野記者)