京王閣競輪場では、1日から「S市原カップ&デイリー杯」が行われている。その初日9Rを走った原田泰志に話を聞いた。
初日は9Rに出場した原田。先制した小原唯志の3番手から大外を踏んで鮮やかに突き抜けた。「小原さんが1周半踏んでいたし、佐藤真一さんも前を庇っていた。今日に関してはラッキーの1勝です」と謙遜したが表情は明るかった。
「1着は今期3回目。でも勝ち上がりは初めてだから素直に嬉しい。最近、不思議な感じでいい開催と悪い開催が交互になっている。前々回の川崎(サテライト横浜カップ)が良くて前回の前橋が悪かった。だから今回は良い方に転んでくれれば」と笑顔で話す。
「初日は穴党の人に喜んでもらえたと思う。準決も穴党の人に貢献できるように頑張るだけです」と明るく締めた。(アオケイ・石濱記者)