2023/07/09(日) 21:00 0 18
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で8日から開催されている「PIST6 Championship」の「セカンドクォーター」ラウンド12が9日に最終日を迎えた。最終日の12R決勝で完全優勝を成し遂げた中川誠一郎に話を聞いた。(アオケイ・宮本記者)
ーー優勝おめでとうございます。3コースで自ら動いていく形となりましたが、レース展開はどうでしたか?
中川:想定と違いましたね。後ろからの動きがなかったので。皿屋君が切って、岸田君が仕掛けて、自分はカマシか捲りかと思っていましたから。想定外な展開でも対応出来たのはよかった。
ーー先行する岸田君の番手で皿屋さんと併走する場面もありましたね。
中川:(残り一周で)外を踏んだときに前の岸田君の勢いがよかったのか、自分が一旦戻ってしまった(苦笑)。ヨコの動きをしたみたいになってしまったので、皿屋君には申し訳ない事をしてしまいました…。
ーーPIST6での優勝が昨年の4月ぶり、現行競輪も昨年の3月振り。今までの間も落車もあったりで久しぶりの優勝になりましたね。
中川:そうですね。現行競輪の優勝はないですが、どこでも優勝は嬉しいです。これをキッカケにしていければいいですね。まだ物足りないところはありますけどね(苦笑)。
ーー今シリーズを通していかがですか?
中川:今ある力を振り絞れたかなと。完璧ではないですけどね(苦笑)。ただ、年なのか体がどんどんキツくなっています(苦笑)。(PIST6は)走る度に底上げされてもいますからね。難しくなっています。
ーー来月にはオールスターも控えていますね。
中川:オールスターもあるんですけど、次が20日からの高松。その後が佐世保、立川そしてオールスターと結構詰まっているんです。この後はゆっくり? ゆっくりしたいんですけどね。次までそこまで空いていないので…。ほどほどにですね(苦笑)。
「オールスターでは『走っていたんだ』と少しでも思ってもらえるような走りが出来るよう頑張ります!」と、最後は記者の笑いを誘い締め括った。中川誠一郎らしく、終始和やかな雰囲気だった。