Twitterや当サイトのコラムでしきりに話しているように現在は絶好調モードだという。「マジで仕上がってます。体の伸びる感じであとは展開だけ」とのことで、実際に前回の松阪決勝はバックしんがり7番手から3着に飛び込んできた。充実しているのは間違いない。ただし、一点だけ不安要素が。「風ですよ。風が吹くとどうにもならないダメ。新聞記者の人たちも、風がきつかったら自分の印は一個落としてください(笑)」という。

　話は変わるが、父・近藤幸徳が今期をもって引退することになっている。今後の予定を聞くと「とにかくゆっくりしてほしい。これだけ働いたんだから、もう働いてほしくないし悠々自適に過ごしてもらいたい。退職金もあるし大丈夫でしょ。足りなければオレが稼ぐ。ウチの近所に引っ越してきてもらい、一緒にいい時間を過ごしたい」と思いを馳せる。

　父の引退までにどうしてもひとつやっておきたいことがあるという。「父ちゃんが辞めるまでに1度"先行する！"ってコメントします。現役のうちに実現できるように、準備はしています」と言う。幸徳のラストランの予定は6月20〜22日の大垣。時間はないが、牙を研いでいる。(netkeirin特派員)