2023/07/05(水) 19:00 0 8
2021年7月のガールズケイリンフェスティバルのあとから産休に入り、今年4月の岸和田で戦線に復帰した。当初はレース勘に戸惑うあまり本来の中川らしさを欠いていた感もあったが、前期最終戦の6月四日市では復帰後初めて決勝戦へ進出した。
「前期までの目標が『決勝に乗る事』だったので最後の最後に乗れて良かったです。ただ決勝クラスになるとスピード感が変わるし不安もある。少しずつ慣れていって、決勝に乗り続けたいですね。(四日市が)まぐれにならないように」とこの先のテーマは明確だ。
最近、産休前の練習メニューをこなせるようになった事も復調の要因のひとつ。
「4月から子どもが保育園に入ったんです。そのおかげで復帰前と同じぐらいの練習時間が取れるようになりました」
ゆるやかにではあるが本調子を取り戻している。初日は吉川美穂の存在が強烈だが、前回の四日市決勝では吉川のまくりに猛然と食い下がり2着をキープした。武雄特有の直線の長さをもってすれば、今度は逆転もあるかもしれない。(netkeirin特派員)