2023/07/02(日) 09:30 0 2
新人らしい前受けから突っ張り先行で須永勝太を封じ込めた。武雄バンク特有のとてつもなく長い直線に粘りを欠きマークの松尾大樹に交わされたが、2着に逃げ残り内容あるレースで勝ち上がった。
「作戦通りでした。突っ張れば(3着以内に)残れると思ったし、ラインで決めるためにもそれが一番いいなと」と3着に3番手の高田隼人が食い込み、ライン重視を体現したレースとなった。
高校時代はラグビーに打ち込み、卒業後にプロを目指したためまだ自転車経験は少なく、四日市、松戸と走ったルーキーシリーズでも白星を挙げることができなかったが、初日からいきなり芯の強いレースで結果を出して、本番に強い実戦向きだとアピールした。
2日の2日目準決勝は同県であり久留米同士の神開将暢と地元ホームの富永昌久に任された。
「まずは決勝に乗ることを目標に来ましたが、1着も欲しい。男は寡黙に、背中で魅せられるようなレースがしたいです(笑)」とクールを決め込み健闘を誓った。(netkeirin特派員)