2021/01/12(火) 18:45 0 0
地元の期待を背負った稲川翔は2着まで。終始、広島ラインの後ろに位置し、猛然と松浦を交しに行ったが、浅井康太とからみ脚をロスしており、届かずじまい。「単騎だったし自分の感性を信じて走った。平常心で走れたが、最大限にやって負けた」。今シリーズは近畿からただ1人勝ち上がった。地元の牙城を守るには守ったが…。
「1人だからこそ、勝たなきゃいけない。優勝しか狙っていませんでした…」と語った。6月に、新たに生まれ変わった地元・岸和田バンクで開催される「高松宮記念杯」(GI)で悔しさを挽回する。「地元で優勝? そう書いておいてください!」ときっぱり言い切った。
3着に入線したのは浅井康太。しかし最後の直線でのプレーにより失格判定となり、4着に入った和田健太郎が繰り上がった。グランプリ王者としての初戦を終えて、「変われるものじゃないし自分は自分で。精一杯やりますよ。決勝は真久留のおかげ。1番車なので前を取ってと頼まれるし、なかなかプレッシャーでしたね。腰に来た」と苦笑い。