前場所の向日町GIII決勝は朝倉の先行一車と言っても過言ではないメンバー。本人は関東の先輩(黒沢征治)を背負ってメイチの先行。結果は伴わなかったが、気持ちが伝わってくる熱いレースだった。

「決勝のメンバーが出た時点でやるべきことはある程度決まっていました」と決勝の激走を振り返る。

　コツコツ積み上げて来た競走得点は107点越え。ここに来て本格化しつつある。久留米GIIIで優出すると、その後の奈良FIで優勝。そして直前の向日町GIII優出と波に乗ってきた。

「秘訣ですか？ 特に何も無いです(笑)。先輩とか後輩のおかげ。あとはとにかく流れがいい。この流れを大事に、今節も積極的に動いていきたい」

　初日は3対2対1対1と大きく見て2分戦。後ろは頼れる同県の河野通孝。大本命太田竜馬とのガチンコ勝負に注目したい！(アオケイ・石濱記者)