2023/06/10(土) 10:00 0 2
netkeirinをご覧の皆さま、こんにちは! ミープロの斉藤雅子です。
今回は施設整備等協賛京都向日町カップの準決勝3レースの予想を担当します。
宮杯の直前開催ということでS班不在、宮杯に出場する有力選手達も不在の、実力拮抗の裏開催GIIIとなっています。
私の今回の表紙写真は先月、全プロの裏開催で西武園競輪場のFI決勝を観に行った日のものです。普段はミープロメンバーと一緒に行くことが多い競輪場ですが、この日は他のメンバーは全プロ観戦で富山に行っているということもあり、いつもとは違う雰囲気での現地観戦をしてきました。目の前で観るレースはやっぱり迫力があり、ついつい興奮して大きな声で推しの選手を応援をしたりしていたのですが、選手がバンクに出ていない時間は空いてる席でゆっくりと予想をしたり、全プロ記念競輪の放送を観たり、GI開催の時の賑わいとはまた違う、ゆったりとした時間を楽しむことができました。ちなみにS級の優勝者は準決勝12Rを走る黒沢征治選手でした。
向日町競輪場のバンクは周長距離400メートル、見なし直線は47.3メートルとやや直線が短めで、すり鉢状のバンクです。先行、捲りが有利で、3番手の選手が不利な展開が多い傾向である、と言われています。
今開催は荒れたレースも多く、高配当が目立ちますが、早めに仕掛けたラインが有利で、差し、捲り、逃げの順で決まり手が多くついています。さらに逃げの決まり手は2着の選手に多くついています。
そして、宮杯の出場は逃したが、ここ地元GIIIに照準を合わせて、気合いを入れてきたはずの地元選手達が、なんと、二次予選で全員敗退してしまい、驚きと共に残念でなりません。
ですが、競走得点上位の注目選手達はほとんど準決勝に勝ち上がってきているので、しっかり予想していきたいと思います!
【10R 15時24分発走】 九州、関東、南関、東北の4分戦です。
唯一の3車でラインの厚みを活かしたい東北ラインはレース巧者が揃います。勢いがあるのは佐々木眞也選手と二藤元太選手の南関ラインです。連係した初日は二藤選手が1着、佐々木選手も昨日1着を取り、どちらも鋭い差し足が光ります。初日ぶりの連係でラインでの勝ち上がりに期待です。
初日、4コーナー、8番手から脅威のスピードで捲り上げるも、届かず4着だったが、底知れぬパワーを見せつけた中川誠一郎選手。二次予選では阿部将大選手の番手で1着を取り、満面の笑みでインタビューに登場し、観客や視聴者をほっこりさせてくれました。今日も中川選手の笑顔に期待です^_^
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【11R 16時02分発走】
11Rも4分戦です。唯一の3車ラインかつ、全員茨城の先頭は木村皆斗選手。同県同門の先輩、朝倉智仁選手を番手にし、3車となれば勢いもつくはずでしょう。3番手の河野通孝選手も二次予選では番手の仕事をしっかりこなして、人気の地元勢を抑え、ライン決着に一役買いました。好調光るのは山田雄大選手です。位置取りもうまく、初日も連係した鈴木竜士選手と捲り決まれば再度ワンツーを狙えます。
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【12R 16時40分発走】
ピンピンで勝ち上がっている太田竜馬選手。初日特選同様、山根将太選手を足場にして有利な展開。連日、7番手からの捲りを決めて快勝している根田空史選手は昨日に続き佐藤龍二選手を番手に、3番手には須永優太選手と94期、同期ラインで決勝進出を狙います。小畑勝広選手の番手の黒沢征治選手は過去に2度、向日町バンクを走っていて、完全優勝と1・2・1での優勝と、当地との相性の良さを見せています。単騎で勝負する大西貴晃選手が「スキをつく」とコメントした通り、太田選手と根田選手等、強者がやり合う展開になれば今節、荒れている向日町バンク。誰に展開が向くか全く分かりません。
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