中釜章成と丹波孝佑は初連係。同じステージを走っており、組んだことがありそうだったが…。「章成とは今年だけで5回ぐらい同じ開催だったけど、いつも自分が飛んでしまって連係する機会がなかった。練習でも一緒にならないし、レースの章成しか見ていない。だからダッシュが怖くて、怖くて」と走る前から丹波は緊張気味。

　そんな丹波を見た後輩の中釜は「ああ、初めてかも…。丹波さん、フェンスまでしっかり持って行ってくださいね」と、そこまで気にしていない。普段通りのまま、丹波に仕事を任せてノビノビと駆けそうだ。最後に丹波は「それだと、オレが失格になる…」と、うめいた。(netkeirin特派員)