2023/05/26(金) 19:00 0 4
最終日のメインは12Rに行われるS級決勝戦だが、その1つ前のA級決勝戦も見どころ満載で、121期生の大川剛と後藤大輝の直接対決は非常に楽しみ。ここでは2人に今節の振り返りや決勝戦への意気込みを語ってもらった。
まず大川は「結果は出ているけど内容が良くないですね。渡邉一成さんからも『2日間とも行くポイントが遅い。あれじゃ上では通用しないよ』と言われたし、そこは今後修正していかなきゃって思っています。脚の感じはいつも通りで違和感も特にありません。後藤君に負けないようにあと1日頑張ります」。
対する後藤は「脚の状態はいいですね。2日間ともしっかり走れています。同期の大川さんとはデビューしてから一度も戦っていないし、明日の決勝が初対戦。養成所時代は太田海也さんとか中野慎詞さんレベルの強さで、僕の中ではナショナルチーム同等の人という認識。たぶん、ヨーイドンで真っすぐ走る勝負をしたら何回やっても僕が負けます(苦笑)。パワーとかスピードとか全ての面で劣っているので、レースの作り方とか色々工夫して走るつもり」。
常にクールな大川と、やんちゃな後藤という感じで2人の雰囲気は対照的だが、どちらも近い将来は間違いなくとんでもない選手になっているはずで、スター候補生とスター候補生の熱く激しいバトルに注目したい。(アオケイ・長谷川記者)