2021/05/25(火) 09:00 0 1
まくりが主戦法で長い距離をもがくことをあまり得意としていないイメージがある犬塚。それでも初日はしっかりと踏んで、後続を振り切った。タイヤ差ながらタテ脚のある二條祐也に差されなかったのだから内容はあった。「予選のメインだったし、踏み切れて良かったです。流れを殺さずにセオリー通りに踏みました」とニヤニヤ。
今風なチャラいタイプに見えて、けっこうカタめなところがあり、対戦した中村美千隆から「あんな早く来るかぁ。まくり追い込み思ってた。今は内容より勝ったもん勝ちやからな〜」と言われると「3車でまくり追い込みはさすがにできないですよ〜」と返した。職人・中村は「おおっ。お、遅く来てほしかったが、エエな」と一瞬、たじろぎつつも犬塚のレースを認めていた。(netkeirin特派員)