前回の佐世保は最終日に辛うじて1着を取ったもの、初日、2日目と叩いてしまい決勝進出を逃した。

「5月は身内の不幸があったりしてバタバタしていてなかなか練習ができなかったんです。それが成績にモロに影響してしまった」と元気のなかったシリーズを回顧した。

　もうひとつ、気持ち負けしていた部分があったという。

「(児玉)碧衣がいたから(苦笑)。4月の別府、5月の松山、佐世保って3場所連続一緒だった。あんな強い子と同じレースを走ると、仕掛けをためらってしまう。仕掛ける勇気が無かった事で自信喪失してしまった。普段通り出し切るレースができなかった…」と悪循環に陥った。

　だが、今回は地元開催とあってリズム回復を狙うには打ってつけ。「地元戦ですね。何としても決勝に乗りたいし気持ちは上がっています」と初日から軌道修正を施す。(netkeirin特派員)