2023/05/25(木) 09:45 0 1
前走の松山では3着5着1着という不本意な結果で終わり、勢いを止めてしまった印象があった。その事について問うてみると、「平が終わったあとに39℃の熱が出てしまった。1日半で何とか体調を整えて行ったんですが、やっぱりよくなかったですね」と振り返る。
多少の不安を抱えての出走となったが、初日は勝負駆けの原野隆を従えて長い距離を踏み切った。ただ、4番手から友永龍介に突き抜けられて2着だった。
「バンクは重く感じたけど、突っ張ったあとは流さず踏み切ってしまえば結果は違ったかも。この反省を生かして準決に臨みます」と言って迎えた2日目の準決勝は突っ張りから押し切って原野隆とワンツーだ。
「何より原野さんと決められた事が嬉しい。緊張しっぱなしで口の中がカサカサですよ(苦笑)。昨日(初日)の反省を生かしたレースができたと思うし、バンクも軽く感じました。松山の時より全然いいです」と笑顔で話す。
決勝の事に話を振ると、「伊藤さんとはルーキーシリーズ以来ですかね。内容はちょっと覚えてはいませんけど。河崎さんとは2回あって2回ともやられています。逃げて捲られたのと、慣れない番手を回って車間を空け過ぎて、自分が目標になって捲られているんです。赤石さんが付いてくれて3人になったのは大きい。伊藤さんは中団狙いだと思うし、河崎さんは捲りでしょう。だから自分が先行ですね。とにかく出し切るレースをするつもりだし、原野さんには1つでも上の着を取ってもらえるように頑張る」。(アオケイ・忍足記者)