2021/05/23(日) 22:30 0 1
前橋競輪場で開催された「開設71周年三山王冠争奪戦(GIII)」は23日に最終日を迎えた。12Rの決勝戦は清水裕友の捲りに乗った小倉竜二が差し切り、2017年の向日町記念以来の記念優勝を達成。小倉をはじめ、1着2着3着に入った選手のレース後インタビューを紹介する。(アオケイ・渡辺記者)
1着 小倉竜二
「ハイペースで道中はキツかったね。ホームで清水が仕掛けたけど、(踏み出しで)自分は離れた感じがあった。ただ1コーナー過ぎのアオリがあった分、僕も追いつけて何とかっていうところだったね。3日間清水と一緒だったけど仕掛けも早いし、本当に清水さまさま。抜けているので調子は良いと思うが、自分の中ではもう少し上げていきたい。17年の向日町記念を獲った時に、これが最後と室井健一さんに言われていたが、また記念を獲れて良かった(苦笑)」。
2着 清水裕友
「緩んだところで行こうって思っていたけど、緩むところが全然なかった。カカリっぱなしのところを強引に行った感じでしたね。1コーナー過ぎのアオリがキツかったけど、ドームではすぐに膨れてしまうのでちょっと締めながらっていう感じだったので、それもキツかった。最後は差されてしまったけど、小倉さんじゃしょうがない」
3着 阿部力也
「完全に出遅れていました。たまたま清水のラインに乗れたけど、結果的に清水頼みの競走になったのは悔しい。しっかり自分で動きたかったんですけどね。ただ清水の強さを体感できたし、小倉さんの凄さも感じられたのは収穫」